BLEテクノロジーで撮影した写真をスマホに自動送信する「SnapBridge」に対応
ニコン、4K動画も撮れる光学35倍ズームコンデジ「COOLPIX A900」
2016年02月24日 12時50分更新
ニコンイメージングジャパンは2月23日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX A900」「COOLPIX A300」を発表した。4月に発売予定で、価格はオープン。
これらの機種は、BLE(Bluetooth low energy)テクノロジーにより、スマートデバイスの常時接続を実現する「SnapBridge」に対応し、撮影した写真をスマートデバイスに自動送信できる。SnapBridgeからのアップロードであれば、サムネイル画像(1920×1080ピクセル相当)をニコンの写真共有サービス「NIKON IMAGE SPACE」へ無制限にアップロードすることが可能だ。写真を撮影したその場で、SNSを通じての共有もできる。
また、スマートデバイスの日時・位置情報をカメラに自動同期させたり、クレジット情報を付加することも可能。被写体をスマートデバイスの画面でリアルタイムに確認し、リモート撮影することもできる。
COOLPIX A900は、広角24mm相当から望遠840mm相当(35mm判換算の撮影画角)までをカバーする光学35倍のNIKKORレンズを搭載する。電子ズーム領域でも解像度を保ったまま70倍までズームが可能なほか、レンズ前およそ1cmまで寄れるマクロ撮影もできるという。レンズシフト方式と電子式を併用する補正効果4.0段の手ぶれ補正機能も搭載し、望遠撮影時にも手ぶれを抑えた撮影が可能だとしている。
約92万ドットでRGBW方式の3型チルト式ディスプレーを採用。反射防止コートと輝度調節機能を備え、晴天かの屋外でも高い視認性を実現するという。そのほか、4K(3840×2160ドット)動画撮影も可能で、静止画として切り出すこともできる。
有効画素数は2029万画素。サイズはおよそ幅113×奥行39.9×高さ66.5mmで、重さは約299g。カラバリはブラック/シルバーを用意している。
COOLPIX A300は、レンズシフト方式手ぶれ補正機能を備える光学8倍ズームのNIKKORレンズを搭載。広角25mm相当から望遠200mm相当の撮影領域をカバーする。400mm相当のダイナミックファインズームも搭載し、望遠撮影時にも手ぶれを抑えて撮影できるという。有効画素数は1602万画素。
素材はアルミ合金を採用し、およそ幅95.9×奥行20.1×高さ58.0mm、重さ約119gと小型軽量なのが特徴だ。ディスプレーは約23万ドットで反射防止コート付きの2.7型で、5段階の輝度調節機能が使用できる。カラバリはシルバー/ピンク/ブラックを用意している。