2月26日の発売直前、OLYMPUS PEN-F実機レビュー。「実際どうよ?」とアラフィフ世代の二人が、実機や実写サンプルを見ながら意見交換。
発表以来、特にアラフィフ世代のカメラ好きからの注目度がハンパない『OLYMPUS PEN-F』。2月26日の発売を目前にして、ズバリその世代の週刊アスキー編集長宮野(銀塩のオリンパス『ペンFT』所有)とカメラマン岡田(OM-D EM-1を愛用)の二人で、実機に触れながら存分に語り合った。
オヤジ視点で、PEN-Fの魅力を語ってみよう!
宮野編集長(以下宮)「銀塩のオリンパス『ペンF』ユーザーのオレから見ると、そんなにデザインが似ているとは感じないだよな~」
カメラマン岡田(以下岡)「確かに。電源ダイヤルは初期のM型ラ〇カの巻戻クランクに似ているし、前面のクリエイティブダイヤルはバルナック型ラ〇カを彷彿とさせます」
宮「電源ダイヤルはつい引っ張り上げたくなるな。でもカッコイイから許す。ところでボディーカラーはブラックとシルバーならどっちが好みだ?」
岡「オレら世代のカメラオヤジなら、基本ブラック一択なはずですが、『PEN-F』に関してはシルバーもいいな~と」
宮「そうなんだよ。結局は悩んだ挙句にブラックを選ぶとは思うが、シャッターボタン回りの光沢感とかはシルバーのほうが高級に見えるんだよ」
岡「ダイヤル類のローレット加工もシルバーのほうが目立ってますしね。ちなみにこのギザギザのおかげで、ダイヤル類は滑りにくて使いやすかったです」
宮「ほんとだ、このカチッカチッっていう動作感がアナログ的で気持ちいいいぞ。単独の露出補正ダイヤルやシャッターボタンのレリーズ穴も懐かしくていいな、使うか使わないかはともかくとして」
岡「どうでもいいことなんですが、俺はホットシューのカバーは必ず外す主義なんですが、『PEN-F』は付けていたほうがカッコイイと思っちゃいました」