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最大16ユーザーに対応

世界初うたうハードウェア仮想化対応GPU「AMD FirePro S7150」

2016年02月03日 14時20分更新

文● 鈴木誠史/ASCII

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FirePro S7150

 米AMDは現地時間2月1日、世界初というハードウェア仮想化対応GPU「FirePro S7150」を発表した。

 独自のGPUハードウェア仮想化技術「MxGPU(Multiuser GPU)テクノロジー」を搭載し、GPU1台に対して最大16ユーザーが均等に性能を共有できる。

 高精度のGPUスケジューリングロジックをユーザーに提供するほか、ハードウェア上のメモリー分離機構を介して、仮想マシンとアプリケーションデータの整合性を保持できるという。DirectX やOpenGLといったグラフィックスAPIのみならず、OpenCLのようなGPUコンピュートAPIも完全仮想化できるのも特徴。

 8GB GDDR5メモリーを搭載。メモリーバス幅は256bit。最大消費電力は150Wで、GPUの稼働と電力を自動管理する「PowerTuneテクノロジー」を備えている。演算性能は単精度が3.77TFLOPS、倍精度が250GFLOPSだ。対応OSはWindows 8.1/7、Linux。対応仮想化テクノロジーはVMware ESXi 6.0 Hypervisors、VMware vSphereおよびHorizonアプリケーションスイート。

FirePro S7150 x2

 1枚のビデオカードにFirePro S7150のGPUを2個搭載する「FirePro S7150 x2」も同日発表した。こちらは最大32ユーザーまで性能を共有できる。

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