さくらインターネットは、気軽に使える物理サーバー「さくらのVPS ベアメタルプラン」を、2月3日から提供する。
さくらのVPSは、専用サーバーの自由度とクラウドの拡張性を併せ持つ費用対効果に優れた仮想専用サーバーサービス。月額685円から使える手軽さと、台数無制限の複数台構成に対応する柔軟性が特長。その新プランとして、物理リソースを占有できる安定性に優れた「さくらのVPS ベアメタルプラン」を追加する。
「シンプルかつ気軽に使えるVPSライクな物理サーバーサービス」をコンセプトに、「さくらのVPS」コントロールパネルで、物理サーバーと仮想サーバーをシームレスに管理できる。また、両サーバー間でのローカルネットワーク接続が可能なので、仮想と物理それぞれのメリットを生かしたハイブリッド構成が容易に実現できるという。
さらに、同社の物理サーバーサービスとしては初めて、2週間の無料お試し期間を用意するため、物理サーバーは初めてという場合も気軽に導入できるという。
利用シーンとして、物理サーバーと仮想サーバーの機能特性を使い分ける例を紹介。例えば、フロントエンド（Webサーバー／Appサーバー）は低コストでスケールアウトが容易なVPSを利用し、バックエンド（DBサーバー）はストレージのI/O性能と安定性に優れたベアメタルプランを利用すれば、「サービスの成長にあわせてサーバーを増設しつつ、より安定したサーバー構成を低コストで実現したい」といったニーズが実現するとしている。
物理サーバーと仮想サーバーの機能特性を使い分け
価格は「さくらのVPS ベアメタルプラン 8Gプラン」が初期費用4万8600円、月額費用7776円。8GBメモリ、111GB SSD、2コアの物理CPUが利用可能。年間一括払いで利用すると、月額費用が1か月分割引となる。
