ソニーは1月26日、イヤフォン一体型オーディオプレーヤー「ウォークマン NW-WS410」を2月1日に発売すると発表した。内蔵メモリー容量が4GBのモデルと8GBのモデルがあり、予想実売価格は前者が1万2000円前後、後者が1万5000円前後となる。
イヤフォン一体型の「ウォークマン W」シリーズとしては3年ぶりのフルモデルチェンジとなる新機種。従来から水深2mまでの防水(IPX5/8相当)に対応しており、水泳なども可能だったが、対応は真水やプールの水に限られていた。
新製品は塩水にも対応し、海辺での使用も可能になったほか、温度も-5~45度に対応。真冬や真夏のランニングなどでも問題なく利用できるようになっている。さらに、IPX6相当の防塵性も追加されている。
また、耳があたる部分の形状を見直すことで装着感を向上。ランニングや水泳時などにおいてもしっかりとホールドされる感覚を得られるという。
さらに、新たに外音の取り込み機能を搭載。スポーツ向けモデルということで、屋外などでも使われることを想定し、内蔵マイクにより周囲の音を取り込み、音楽再生と同時に流す。
なお、本機能は3段階でボリュームを調整できるが、実際の外音以上のボリュームにはならないため、補聴器のような使い方はできない。
13.5mm口径のドライバーを採用。バッテリーは、外音取り込み機能オフ時で約12時間、オン時で約8時間となる。