シマンテック コーポレーションは1月22日、日本国内には世界レベルで見ても脆弱なパスワードを使っているユーザーが数多いという注意喚起を発表した。
米セキュリティー会社SplashDataの調査によると、最もリスクの高いパスワードが「123456」が判明したという。シマンテックの調査でも、8桁以上の「安全なパスワード」を利用している比率は日本人では世界平均(38%)を下回り、5人に1人(17%)程度だという。
シマンテックでは、パスワードには「123456」、「password」、「qwerty」、「111111」などよく使われる文字列や数列、「monkey」などの単語をパスワードとして使用しない。名前や誕生日といった容易に推測できるものは利用しないことを推奨している。
また、大文字や小文字、数字の組み合とともに、辞書に載っている単語を使わないことを推奨し、例えば「I love chocolate」というフレーズを使いたい場合、「@1L0v3CH0c0L4t3!」といったパスワードを生成することを勧めている。また、定期的に変更することも重要だという。