リコーは1月21日、2灯式光源を採用し、1万2000lmの輝度を実現したプロジェクター「RICOH PJ KU12000」を発表した。同社製プロジェクターのフラッグシップに位置付ける。
主にイベント会場や大ホールでの使用を想定。使用中に万が一、片方のランプが切れても、中断せずにもう片側のランプで継続して投写可能。全6種類の交換式電動レンズはピント調整やフォーカスなどもリモコンで操作できる。プロジェクターを縦に設置するポートレート投写やマルチスクリーン機能、歪み補正機能にも対応。
LANケーブルで映像を伝送する「HDBaseT」に対応し、長距離の配線工事が簡略化できるのも特徴。標準で5年間の無償保証付き。修理が必要となった際にプロジェクターの取り外し・取り付けを行なう保守サービスもオプションで用意した。
主な仕様は単板DLP方式、230万4000画素(1920×1200ドット)、コントラスト比5000:1、投射サイズ50〜500型、投写距離0.9~77.6m、質量およそ23.8kg(レンズ除く)。2月15日に発売する。