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ENERMAX「ETS-N30R-HE」、「ETS-N30R-TAA」

ENERMAXの人気サイドフローCPUクーラーに新モデル登場

2016年01月21日 23時14分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 ENERMAXから新型のCPUクーラー「ETS-N30R」シリーズが登場。23日(土)より販売が始まる。ラインナップは「ETS-N30R-HE」と「ETS-N30R-TAA」の2モデル。

ENERMAXの新型CPUクーラー「ETS-N30R」シリーズ。高静圧タイプを採用した「ETS-N30R-HE」とブルーLEDタイプを採用した「ETS-N30R-TAA」がラインナップされる

 「ETS-N30R」シリーズは、全高137mmのサイドフローCPUクーラー。44枚のアルミニウムフィンすべてに特許を取得したVGF(Vortex generator flow)加工を採用。ヒートパイプ背面の無風領域に空気を取り込むことで、ヒートシンク内のホットスポットをなくし冷却効果を高めた。

 また、フラップ形状を施した独自のフィンであるVEF(ヴァキュームエフェクト)を採用。外側の空気をヒートシンクに取り込むための最適な気流を作り出すとしている。

高静圧タイプを採用した「ETS-N30R-HE」。非対称設計の銅製ヒートパイプデザインを採用し、メモリーへの干渉を防ぐとともにCPUから発生する熱を効率良くアルミニウムフィンに逃がし、高い冷却性能を実現する

ブルーLEDタイプを採用した「ETS-N30R-TAA」。回転数は800~2800rpmで、ノイズレベルは16~27dBA

 直径6mm×3本のヒートパイプはダイレクトタッチ式で、TDP 150Wまでサポート。搭載する92mmファンは共通ながら、高静圧タイプを採用した「ETS-N30R-HE」とブルーLEDタイプを採用した「ETS-N30R-TAA」が用意される。

 そのほか、ファン入力電圧を12Vから7Vに下げ、回転数及びノイズを約25%ほど低減可能な、アダプターケーブル「Fan RPM Reduction Adaptor」や、Dow Corning製CPUグリス「TC-5121」が付属する。

 サイズは77.5(W)×95(D)×137.2(H)mmで、重量は約290g。対応ソケットはLGA 2011-v3/2011/1366/1156/1155/1151/1150/775、Socket FM2+/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2となる。

 価格は「ETS-N30R-HE」が3480円、「ETS-N30R-TAA」が3980円。ツクモパソコン本店やTSUKUMO eX.で販売予定だ。

全高137mmとサイドフローCPUクーラーとしてはコンパクトな点がポイント。PC搭載時の汎用性は広く、さまざまなシーンで活躍してくれるだろう

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