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ウェアラブルなセンサーの装着なしでほっこりひっそりとあなたを見守り

パナソニック、ミリ波レーダーで離れたところから呼吸・心拍を検出する技術を開発

2016年01月20日 18時55分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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開発した装置(左)、得られた心拍・呼吸数(中央)、推定心拍画面

 パナソニックは1月20日、ミリ波レーダーを用いることで離れたところから呼吸や心拍数を検出する技術を開発したと発表した。

 これは京都大学のCenter of Innovationと共同で開発したもの。人体の表面が呼吸や心拍によって変化するところを広域ミリ波レーダーによって捉え、高精度なノイズ除去技術や信号検出アルゴリズムにより、心電計相当の感度で心拍を検出可能という。ミリ波は衣類などを透過するため、着衣状態や就寝時でもモニターが可能。また、1台のレーダー装置で複数人のモニターも行なえる。

今回の成果

 介護・見守りなどの用途におけるバイタルモニターの必要性は今後いっそう増えることが予想される。リモートでの計測技術は、ウェアラブル機器のような機器を装着させることなく計測できることから、実生活においてよりストレスのない見守りといった用途に利用可能となる。

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