未明から降り始めた雪は、それまでに降っていた雨によって濡れていた地面をものともせず、朝の通勤時間を直撃したこともあり、秋葉原では大きな混乱が見られた。
前日から公共交通機関が間引き運転や一部の列車の運休を発表していたが、秋葉原の街でも、午前4時から4時30分の間に巡回した際には、パーツショップが集まる外神田3丁目エリアの裏通りで3cm以上、中央通りでも1cm以上の積雪となっていた。
その後、7時過ぎからは雪がみぞれ混じりの雨に変わったため、積もっていた雪は徐々にとけはじめたが、残雪によって溶けた雪の下水への排泄が進まないため、路上はびしょ濡れ状態となっていた。
通勤のピークタイムとなる9時を迎えるころには路面の状態はとけた雪と雨が混ざった最悪のコンディションに。交差点では排水機能が麻痺してしまったために、歩道にまで乗り上げるほど水が溜まってしまい、通勤する人の足元を濡らしていた。
そんな、早朝の秋葉原の様子を写真で記録してきたので、ご覧いただきたい。
午前4時ごろの秋葉原
かなりの勢いで降る雪で、秋葉原の街は午前4時過ぎには一面雪化粧に包まれた
外神田3丁目の自作パーツショップが集まる付近もすっかり雪に覆われていた
万世橋のバイク駐輪場の上に積もった雪は4cmくらい
始発電車は定刻運行となっていたようだ
午前8時30分ごろの秋葉原
7時過ぎに雪は雨に変わったため、8時半をまわったころには、中央通りなどの道路交通量が多いところに雪はなかった
首都圏の列車は運休や間引き運転のため、ダイヤが乱れていた
秋葉原駅は中央改札の入場を規制。東京駅方面の3、4番線はホームに人があふれたため、エスカレーターを停止。駅構内に列を作っていた
早朝からJR職員が雪かきをしていたため、UDXへの道や駅前の通りは普段と変わらない様子となっていた
UDXの1階から2階へと続く上りエスカレーターは運航停止
雪が雨水や雪解け水をせき止めてしまい、路上の排水機能が麻痺。交差点付近では靴が水没するほどの深さになっていた
中国人観光客は普段と変わらず、観光バスが早朝からやってきていた
町中ではいたるところで雪かきをしている人の姿が多数見られた