一般社団法人JPCERTコーディネーションセンターは1月4日、Adobe Flash Playerの脆弱性に関する注意喚起を発表した。
これは年末に発見された脆弱性「APSB16-01」についての情報。この脆弱性を利用することで、ウェブ閲覧でDoS攻撃や任意のコードを実行可能となる。アドビでは、すでにこの脆弱性を悪用した限定的な攻撃を確認したと報告している。
対象となるのはDesktop Runtime版やGoogle Chrome版、Microsoft Edge and Internet Explorer 11版、Linux版など多くのAdobe Flash Player。最新バージョンでは修正されており、早急な最新版インストールまたはアップデートを推奨している(Adobe Flashのサイトでは現在利用中のバージョンを知ることができる)。