みなさん、「いま、私のほしいもの~『週刊アスキー 特別編集 冬の超お買物特大号』発売記念~」という連載を覚えているでしょうか。名前の通り、紙版週アス発売を記念して、編集部員に「いま、ほしいもの」を聞きまくる企画です(関連記事)。
その企画を見ていて全日本ギャルゲー研究所、通称「全ギ研」所長のワタクシ、欲が湧いちゃいました。そして今回、発作的に買っちゃいました。
超人気ロードバイクの「TCR ADVANCED PRO 1」をゲット!
パーツ総額で考えると50万円オーバーのロードバイクであるジャイアントの「TCR ADVANCED PRO 1」です。なんとお値段は35万円ぽっきり!
付属するチューブレス対応カーボンクリンチャーホイール「SLR 1」の定価が15万円+自転車フレームの単体価格が22万円なので、どう考えても値付けが間違っているとしか思えません。これは買うしかない、という前に買ってしまいました(事後報告)。これで自宅にある自転車は5台目ですが気にしません。
吊しの状態で乗ることも考えましたが、筆者が所有する自転車たちの主要コンポーネント(変速機などのセット)はカンパニョーロ。TCR ADVANCED PRO 1のコンポーネントはシマノです。少々悩みましたが、せっかくなので“シマニョーロ(シマノ+カンパニョーロコンポーネントの混在)”を試してみることに。
コンポーネントを交換する際にどうせ取り外すので、ハンドルバーもシャロータイプのRitchey「WCS Neo Classic」に交換しました。リーチ73mmでドロップ128mmと、現在利用中のEaston「EC90 Equipe Pro」(廃盤)とほぼ同じ。エルゴパワー(ブレーキ一体型の変速機)はカンパニョーロのレコードにしました。
さて、カンパニョーロのエルゴパワーでシマノのコンポーネントを動作させる際は、ケーブルの引き量が変わるので何らかの対策が必要。ケーブルの取り回しを工夫するとうまく動くという話もありますが、念には念をということで、グロータック「EQUAL-PULLEY」の緑を利用。ごくまれに変速できない事例があるという注意書きがありますが、手元の環境では特に問題なく、変速は快調そのものです。
フレームには所有するほかの自転車と同様、耐水性・耐候性に優れるアスレチカのステッカー「アスリート・キット」を貼り付け。ボトルケージと自転車メーター、非常用の空気入れ、ツールボトルをセットして走行準備は完了。そうそう、自転車にはペダルが付属しませんので別途用意する必要があります。
サイクルメーターは、これまた発作的に注文したキャットアイのスマホ連動モデル「パドローネ スマート プラス」。これでバリバリと年始にサイクリングを楽しんでいるはずの筆者ですが、この記事を執筆している段階では、残った仕事がうずたかく積み上がっています。ホントに気分良くサイクリングできているのか、少々不安になってきました。というか、カードで景気よく手に入れた各種パーツの支払いのことを忘れていました。のっけからアツい年始になりそうです。
南田ゴウ
自転車とギャルゲーという、真逆な属性の趣味をたしなむおっさん編集者。今回納車された「TCR ADVANCED PRO 1」で自転車はめでたく5台目となり、ギャルゲーパッケージのタワーと自転車で自宅が決壊寸前なのが悩みどころ。