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ドローンを正しく運用するにあたってのメーカー側の技能証明の発行

DJIがドローンパイロットの操縦技能資格証を発行

2015年12月09日 18時34分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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DJIが11月末に発表した農業用UAV「Agras MG-1」。空撮だけでなくさまざまな用途に普及が進んでいる

 ドローンメーカーのDJI JAPANは12月9日、DJI製品の飛行プラットフォームを正しくより安全に使用できる操縦者を育成する企業向けプログラム「DJI CAMP」を開始、今後3年間で1万名の操縦者を育成すると発表した。

 2015年9月11日に公布された無人航空機(UAV)に関して航空法の一部を改正する法律が、12月10日より施行される。改正航空法はドローンなどの無人航空機の飛行を禁止する空域を設定するもので、航空機の航行の安全に影響を及ぼす地域や、人口が密集している地域などでの飛行を禁止している。DJIのプログラムはこのような環境下で、正しい知識、正しい操縦方法、そして飛行モラルを習得している人材を育成するというもの。

 空撮業務などの企業向に対し、操縦経験や指導経験、安全運営の基礎知識を教習する。ドローン技能資格は「DJIマスター」、「DJIインストラクター」、「DJIスペシャリスト」3種が発行される。

 操縦者育成プログラム「DJI CAMP」は2016年1月に実施する予定で、空撮企業をはじめとして各種団体・企業が参加を表明している。

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