「GALLERIA ZF」では、日々進化するグラフィックスと、それに要求されるPCスペックに対応できるよう、機器の拡張やカスタマイズがしやすいよう考えられて設計されているので、せっかく購入したのに、次の年にはもう新しいゲームに対応できないということは避けられる。
また、ゲーミングPCとして、ゲーム攻略に便利な機能が用意されたキーボードなどを標準装備するなど、追加機器なく遊ぶことができるのもうれしい仕様だ。ここでは、本機の拡張性・周辺機器について解説する。
ハイエンドマシンとしての高い拡張性
「GALLERIA ZF」では5インチおよび3.5インチの拡張ベイがそれぞれ5基搭載されており、使用済みのベイを除き、それぞれ3基ずつ追加することができる。この内部ベイはスクリューレスで用意されており、脱着も簡単。デスクトップは一度設置してしまうと、内部ベイへの拡張が面倒になり、外付けの機器が増えがちなので、内部ベイへの脱着が簡単なのは利用しやすくなると感じる。
この内部ベイにはHDDやSSD、高速ストレージなどを実装することができ、将来的に必要となったパーツを気軽に追加・カスタマイズすることができる。
ゲーミングPCとしての位置付けから、メモリーや周辺機器などもその負荷に対応できるように考慮されている。メモリはCore i7-6700Kから採用された新しいチップセットZ170によって対応したDDR4メモリーを採用しているのでかなり高速だ。
このメモリーはより高速なデータ転送と省電力動作に対応しており、「GALLERIA ZF」では標準で8GBを2枚搭載している。どんどん高解像、高密度に進化していく3Dゲームなど、さらに膨大なデータ処理が必要になったとしても、DDR4メモリーであれば、当分の間スムーズに対応できるだろう。
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