スマホやiPhoneのアラーム機能を目覚まし代わりに使ったことがある人なら、一度はアラーム音に気づかず寝過ごしてしまった経験があるのではないだろうか。そんな悲劇をなくしてくれるかもしれない製品が登場した。
デジタル家電の企画・開発を手がけるCerevoは11月16日、iOSとクラウド連携するアラーム装置「cloudiss(クラウディス)」を発表した。同日より同社の直販サイトにて予約販売を開始し、11月中に出荷する。価格は1万3824円。
cloudissは、Bluetooth 4.0を備えた小型のスマホ連携型アラーム装置。iPhoneとBluetoothでペアリングし、専用アプリからアラームをセットすると、設定時間に大音量でアラーム音を鳴らす。アラーム解除にはcloudiss本体を何度も振らなければならないのがポイントだ。
アラーム音は最大にすると、iPhone 6の最大アラーム音量の3倍で鳴らせるという。本体を振る回数は4段階、振る強さは3段階から設定可能だ。
バッテリーを内蔵し、約21日間駆動する。充電用のMicro-USB端子を搭載する。対応OSはiOS 8.3以上。Androidは未対応。
専用アプリはアラームの手動設定に加えて、Googleカレンダーからのインポートに対応。朝のもっとも早い予定に合わせて自動的にアラームが作動する。「オフセット」機能を利用すると、身支度や移動時間を考慮して予定よりも早い時間にアラームを鳴らせる。そのほか、アラームを止めた際に予定を音声で読み上げる機能も備える。一度ペアリングすると、1週間後までの予定を保存してアラームをセットする。
iPhoneのスピーカーでは音量に限界があり、アラーム音に気付かず寝過ごしてしまったり、アラームを解除して二度寝してしまうことがある。しかもiPhone標準アラーム機能では、アラーム時間を寝る前にいちいち設定しなければならず、起床時間が不規則な人にとっては面倒だ。そのような不満を解消するために本製品は開発されたという。