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ソフマップでゲーミングルーター「G10」の発売記念イベントを開催

2015年11月14日 19時40分更新

文● 北村/ASCII.jp

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 ASRock初の無線LANブロードバンドルーター「G10」の発売を記念したイベントが、ソフマップ秋葉原リユース総合館で開催された。

ASRockの代理店マスタードシード主催による「G10発売記念イベント」

 「G10」は、最大1733Mbps(802.11ac/5GHz帯)の無線LAN通信ができるゲーミングルーター。ゲーミングというだけあって、ゲーマー向けの機能を複数搭載している。

 端末に多くの帯域を割り当てることができるゲーミングブースト機能、多数の端末が接続した場合でも安定した通信を確保できるMU-MIMO(マルチユーザーMIMO)、端末のある位置へ集中して信号強度を挙げるビームフォーミング機能などがそれだ。

ゲーミングルーターの「G10」。GはGAMEの頭文字G、10はWindows 10の10を意味するという

マザーボードメーカーのASRockがルーターを発売する理由は、PCユーザーにとって大切なネットワーク環境を提供するためだという

G10の設定画面。有線LANの優先順位を決めるストリームブーストや、設定した日時に本体を再起動させるセルフヒーリングなど、ゲーマーのための設定項目が充実している

G10の内部。灰色と黒のアンテナが各4本ずつ、計8本あるのがわかる。アンテナはそれぞれ四方に伸びていて、前後左右の面に死角がないように配置されている

 また、特徴的な機能として、ルーターに搭載する赤外線通信機能によるIoT(モノのインターネット)技術の搭載がある。家電のリモコンをG10に学習させることにより、スマホから遠隔でエアコンやテレビのスイッチを入れるよう指示を送ることができる。

赤外線通信のデモ。ASRockの小型PC「BeeBox」のリモコンをG10に学習させ、離れた場所でスマホからG10に指示を送り、PCの電源を入れてみせた。これなら帰宅中に、自宅のPCやエアコンの電源を入れられるというわけだ

 さらにG10には、Miracast機能とアクセスポイント機能が一体となった子機「H2R」が付属する。スマートフォンなどの携帯端末の映像をテレビに映し出せるほか、旅先のLAN回線をWi-Fi化できるアクセスポイントとして利用できる。

HDMI 2-in-1ルーターの「H2R」。現状ではG10の付属品としての提供となるが、12月5日より「H2R」の単体販売も行なわれる予定だ。「H2R」の予価は7990円(税抜)

「H2R」の初期画面。SSIDとパスワードを設定すればWi-Fiアクセスポイントとして利用できる

Android/iOSのデバイスからお気に入りの動画や写真をテレビ画面に表示できる。最大解像度は1920×1080ドット

 「H2R」が付属するゲーミングルーター「G10」は本日14日発売で、価格は3万6800円(税抜)。ネットワークゲームをプレイする人は注目の製品だ。

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