ASRock初の無線LANブロードバンドルーター「G10」の発売を記念したイベントが、ソフマップ秋葉原リユース総合館で開催された。

ASRockの代理店マスタードシード主催による「G10発売記念イベント」
「G10」は、最大1733Mbps(802.11ac/5GHz帯)の無線LAN通信ができるゲーミングルーター。ゲーミングというだけあって、ゲーマー向けの機能を複数搭載している。
端末に多くの帯域を割り当てることができるゲーミングブースト機能、多数の端末が接続した場合でも安定した通信を確保できるMU-MIMO(マルチユーザーMIMO)、端末のある位置へ集中して信号強度を挙げるビームフォーミング機能などがそれだ。
また、特徴的な機能として、ルーターに搭載する赤外線通信機能によるIoT(モノのインターネット)技術の搭載がある。家電のリモコンをG10に学習させることにより、スマホから遠隔でエアコンやテレビのスイッチを入れるよう指示を送ることができる。
赤外線通信のデモ。ASRockの小型PC「BeeBox」のリモコンをG10に学習させ、離れた場所でスマホからG10に指示を送り、PCの電源を入れてみせた。これなら帰宅中に、自宅のPCやエアコンの電源を入れられるというわけだ
さらにG10には、Miracast機能とアクセスポイント機能が一体となった子機「H2R」が付属する。スマートフォンなどの携帯端末の映像をテレビに映し出せるほか、旅先のLAN回線をWi-Fi化できるアクセスポイントとして利用できる。
「H2R」が付属するゲーミングルーター「G10」は本日14日発売で、価格は3万6800円(税抜)。ネットワークゲームをプレイする人は注目の製品だ。
