アユートは10月16日、Astell&Kernと独beyerdynamicのコラボレーションヘッドフォン「AK T1p」を発売すると発表した。発売日、価格ともに未定。
プロフェッショナルユースにも使用されるというbeyerdynamicの新フラッグシップモデル「T1 2nd Generation」を、Astell&Kernとのコラボレーションにより、32Ωと低インピーダンス設計にすることでポータブルオーディオプレーヤーでの使用を可能にした。
高出力のヘッドフォンアンプを併用することなく、ポータブルオーディオプレーヤーやスマートフォンでもリングマグネット内に生ずる高い磁束密度により、高い再現力をドライバーユニットにもたらすという「TESLAテクノロジー」を採用。リファレンス・ヘッドフォンサウンドを楽しめるという。
また、バッフルデザインの最適化に加えて素材を見直し、共振の抑制を実現したほか、正確な低音再生と、クリアネスの向上に成功しているという。さらに、高域周波数帯のレゾナンスの抑制も果たしているとのこと。
ヘッドフォンケーブルに高純度無酸素銅である7N OCC線を採用。ケーブルは着脱式を採用しており、通常の 3.5mm/3極プラグケーブルのほかに、Astell&Kernオーディオプレーヤー製品のバランス出力にも対応する、2.5mm/4極プラグケーブルも付属している。
Astell&Kernとbeyerdynamicのコラボはこれが初めてではなく、今年1月にはヘッドフォン「AK T5p」(関連記事)が、8月にはイヤフォン「AK T8iE」(関連記事)が発表されている。