ドコモからは大中小の3モデルが登場するXperia新シリーズだが、本命はやっぱり中サイズで5.2型の「Xperia Z5」だろう。このモデルのみ、ドコモ/au/ソフトバンクの3キャリアから発表される。ドコモとソフトバンクは発表会を開催し、実機を触ることができたので、そこでの写真を中心にお届けする。
同じガラスながら、半透明なフロストガラスを採用することで従来モデルと大きくイメージを変えた「Xperia Z5」
Xperia Z5のデザイン面での最大の特徴は背面の「フロストガラス」。これまでの透明なガラスと異なり、曇った見た目ながら、同時にサラサラとした手触りを実現している。その結果、指紋が目立ちにくく、かつ持ちやすい。特にゴールドのカラバリはキラキラとはしておらず、爽やかな見た目。これまでの各種のゴールドモデルにはない金色は好ましく感じた。
また、これまでの丸型だった電源キーも横長のものに変更された。ここには指紋認証センサーが内蔵されており、電源キーを押すのと同時にロック解除が可能。右手で持っても左手で持っても、電源キーを探す必要はなくなり、使い勝手はかなり良さそうだ。
ディスプレーは従来のZ4と同様の5.2型フルHD液晶。オクタコアCPUのSnapdragon 810、3GBメモリー、32GBストレージなども共通。Z4と比較すると若干厚みを増しているが(Z4が6.9mmでZ5が7.3mm)、大きな差は感じられない。Z4からの代表的な強化点はリア2300万画素/イン510万画素のカメラだ。
デザイン面で大きく変化したXperia Z5は3キャリアとも10月下旬の発売予定。
| ドコモ「Xperia Z5 SO-01H」の主なスペック | |
|---|---|
| メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
| ディスプレー | 5.2型液晶 |
| 画面解像度 | 1080×1920ドット |
| サイズ | 約72×146×7.3mm |
| 重量 | 154g |
| CPU | Snapdragon 810(MSM8994) 2GHz+1.5GHz(オクタコア) |
| 内蔵メモリー | 3GB |
| 内蔵ストレージ | 32GB |
| 外部メモリー | microSDXC(最大200GB) |
| OS | Android 5.1 |
| 最大通信速度 | 下り最大225Mbps |
| LTE対応周波数 | 2GHz/1.5GHz/1.7GHz /800MHz/700MHz/TD-LTE |
| キャリアアグリゲーション | ○ |
| VoLTE | ○ |
| 無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
| カメラ画素数 | リア:2300万画素/イン:510万画素 |
| バッテリー容量 | 2900mAh(交換不可) |
| FeliCa | ○ |
| NFC | ○ |
| ワンセグ | ○ |
| フルセグ | ○ |
| NOTTV | ○ |
| ハイレゾ再生 | ○ |
| 赤外線通信 | × |
| 防水/防塵 | IPX5/X8/IP6X |
| SIM形状 | nanoSIM |
| 連続待受時間(3G/LTE) | 約350時間/約440時間 |
| 連続通話時間(3G/LTE) | 約740分/約1160分 |
| カラバリ | White、Graphite Black、Gold、Green |
| 発売時期 | 10月下旬 |












