キリンビバレッジバリューベンダーは10月2日、フレーム付自撮り写真提供機能をはじめとした様々な機能を搭載するデジタルサイネージ自動販売機を、10月より全国主要都市部に展開していくと発表した。
表示と通信にデジタル技術を活用し、前面に液晶ディスプレーを配置した自動販売機。目玉は、インテルの技術と、LINEが提供する企業向けAPIソリューション「LINE ビジネスコネクト」の連携により実現した「VENDORPHOTO(ベンダーフォト)」機能。清涼飲料を購入した人が自動販売機のカメラで写真撮影することにより、デザインフレーム付きの写真をLINEで受け取れるというもの。
なおLINE ビジネスコネクトは、LINE公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIを提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービスだが、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データをLINE側が保持することはないとのこと。
また、自動販売機設置先の希望する広告動画を投入したり、緊急地震速報および津波警報に対応し、震災時に利用者に防災情報を提供することも可能なほか、商品のカテゴリーとカロリー表記を英語・中国語・韓国語で表記する機能もそなえる。