米ドローンメーカー3D Roboticsは9月29日、ドローン空撮をメインとしたSFショートムービー「Life After Gravity」を製作中だと発表、予告編を公開した。
同社のドローン(マルチコプター)「Solo」とGoProによる空撮ショットが多用されており、香港の雑踏からメキシコのジャングルまでさまざまな地域で撮影が行われている。Soloは一定のカメラ視点を保ったまま飛行が可能な機能を持ち、予告動画でもこれまでの空撮動画以上に凝ったカメラワークをこなしている。
民生ドローンに関しては危険性を訴える声が上がるなか、その技術的・商業的利用の可能性を考えれば単に規制することは将来性を潰すことにもなりかねないという議論が行なわれている。そんななかで、ドローン空撮だからこそ可能な美しい映像で映画を構成することは、ドローンの重要性を知らしめる点で重要だろう。
ショートムービーは全6エピソードで構成され、2015年の残りの期間にわたって順次YouTubeで公開される。