このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

盛田 諒の“インタビュー前陣速攻”

大人気『ダンボーバッテリー』世界に挑む大阪のおっちゃん

2015年09月30日 17時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

cheero Power Plus DANBOARD Version

 人気コミック『よつばと!』のキャラクター、ダンボーをあしらったスマートフォン向けのモバイルバッテリー「cheero Power Plus」が売れている。発売2年、シリーズ製品はつねにAmazon人気ランキング上位に並ぶ。

 開発元ティ・アール・エイの東享代表は現在なんと67歳。cheeroブランドの設立は2011年だが、ティ・アール・エイは1983年創業、大阪の中小メーカーだ。「われわれには現場で鍛えたノウハウがありますから」と東代表は胸を張る。

 たかがコラボ商品とあなどることなかれ。ヒットの源には、バッテリーの技術と品質に徹底的にこだわる技術屋の魂が隠れている。

ティ・アール・エイの東享代表

2年半で80万個は売っている

──いまダンボーバッテリーってどれくらい売れてます?

どのくらいかなあ。ダンボーバッテリーが全体の4割ぐらい。小さいやつから大きなやつまで全部入れると過去2年半の間に80万個は超えてると思います。

──もちろんダンボーの人気はあると思いますが、ここまで大ヒットしている理由はどこにあると思いますか?

モバイルバッテリーの市場が拡大しようとしていた時期と重なり、Amazonさんが興味を示してくれたんですよ。お店だとAppBank さんを初めいろいろな方々がダンボーバッテリーを売っていただいたことで、大ヒットにつながった。なにより、よつばスタジオさんが大事にダンボーを育てていたのが大きいと思いますけど。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ