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G-Tune人気機種「NEXTGEAR i650」で異次元の速度を実感

Skylake世代にHDDはもったいない、M.2 SSDなら毎秒2000MB超え!

文●鈴木誠史/ASCII.jp

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SM951の追加で、マシン総合性能は上位機種を超える

 ストレージ以外の性能も見ていこう。NEXTGEAR i650GA2は、Core i7-6700K(4.0GHz/最大4.2GHz)、GeForce GTX 970、16GBメモリー、2TB HDDを搭載する。本記事ではストレージに256GB M.2 SSD(Samsung SM951)を追加したものを試用している。

 今回は比較用に、GeForce GTX 980を搭載する上位機種「NEXTGEAR i650PA2」を用意した。

 NEXTGEAR i650GA2NEXTGEAR i650PA2
CPUCore i7-6700K(4.0GHz/最大4.20GHz)
メモリー16GB PC4-17000 DDR4
ストレージ2TB HDD
BTOで256GB M.2 SSD
(Samsung SM951)を追加
2TB HDD
チップセットZ170 Express
グラフィックスGeForce GTX 970GeForce GTX 980
電源700W(80PLUS BRONZE認定取得)
OSWindows 10 Home(64bit)
価格19万9476円19万4184円

 まず、GPUによるOpenGL描画性能とCPUによる3Dレンダリング性能を計測する「CINEBENCH R15」を計測したところ、OpenGLの描画性能は145.35fps、CPUのレンダリング性能は883cbと結果は優秀だ。

同じCPUを採用しているので、両機種の数値が近いのは妥当な結果だと言える。OpenGL性能においては、GTX 970とGTX 980の間に差はないようだ

 次に、マシンの総合的な性能を評価する「PCMark 8 Creative Conventional 3.0」を計測した。結果は、比較機のスコア「4787」よりも高い「5188」となった。テストにかかった時間が比較機から10分以上短縮されたことからも、読み込み速度の速さがうかがえる。SM951を搭載させたNEXTGEAR i650GA2はマシンの総合性能で上位機種を上回った。

 グラフィックス性能を中心に計測する「3DMARK」も実行した。結果は「10106」で、比較機は「11420」。比較機とは少々差が出たが、最新3Dゲームを快適にプレーするには充分すぎる性能だ。実際にゲーム系ベンチマークを2つ最高品質で試したが、どちらも最高の評価が出た。

ドラゴンズドグマオンライン ベンチマークでは「とても快適」、ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマークでは「非常に快適」と、結果はどちらも最高評価となった

M.2 SSDを追加しても20万円以下! HDDには戻りたくない

 NEXTGEAR i650GA2の価格は16万7184円。SM951(256GBモデル)の追加は3万2292円の上乗せとなるので、価格は合計19万9476円だ。

 なお、比較機として用意したNEXTGEAR i650PA2は19万4184円。NEXTGEAR i650GA2はSM951を追加しても、NEXTGEAR i650PA2とほぼ同じ価格だ。仮に予算が20万円ならば、GTX 970搭載のNEXTGEAR i650GA2にSM951を追加するのを筆者はオススメしたい。今回体験してみて、HDDには戻りたくない! と思ってしまった。

 ストレージ性能だけでなくCPUとグラフィックス性能も重視するなら、CPUとグラフィックスの両方を水冷クーラーで冷却する“ダブル水冷モデル”「NEXTGEAR i650GA2-DL」を選択するのも手だ。標準搭載の空冷クーラーに比べて冷却性が高く、Core i7-6700KとGeForce GTX 970が本来持つパフォーマンスを発揮しやすくなる。価格は19万4184円(SM951を追加すると22万6476円)。本記事で紹介したNEXTGEAR i650GA2なら、2万7000円の上乗せでダブル水冷環境に変更できる。

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