
USB-DAC/ヘッドフォンアンプ「UD-503」において、LINE INへのアナログ信号入力時にミュート機能が誤作動することが判明
ティアックは9月8日、USB-DAC/ヘッドフォンアンプ「UD-503」において、LINE INへのアナログ信号入力時にミュート機能が誤作動する不具合があると発表した。
誤作動の内容は、LINE INから入力したアナログ信号の再生時、リモコンの「MUTE」ボタンを押すと、LINE OUT(RCA、XLR)の出力及びヘッドフォン出力が最大になるというもの。なお、デジタル音声入力(USB、OPTICAL、COAXIAL)ではこの不具合は発生しない。
購入済みのユーザーに対しては、正常な動作となるようにミュート回路の制御プログラムを修理センターにて無償で書き換えるという。対象製品のユーザーにはお詫びとしてe-onkyoハイレゾ音源クーポン15曲分、約5000円相当が送られるという。なお、クーポンは2015年12月末日までに連絡したユーザーが対象だ。
修理対象は、UD-503のシリアルナンバー0010001~0049999の製品。シリアルナンバーは、製品本体背面の右下に貼付された「SERIAL NO.」の横に印字されている。なお、対象シリアルナンバーでも、対策識別シールのあるものは対策済みであり、今回のプログラム書き換えは必要ないという。今後の生産品は、シリアルナンバー0050001以降となり、全て対策品となるため、製品本体と梱包箱の識別シールは貼られていない。
