エレコムは9月8日、メタルケースを採用し、50度でも動作する高耐久設計の100BASE-TX対応スイッチングハブ「EHC-F24MN-HW」と「EHC-F16MN-HW」の2製品を、9月中旬より発売すると発表した。EHC-F24MN-HWは24ポートで、EHC-F16MN-HWは16ポートをそれぞれ装備する。
本製品では、「ループ検知機能」を搭載していることでネットワーク運用に障害を及ぼすループを検知。対象のポートをLEDランプで知らせることができるため、ネットワークトラブルの早期発見につながる。また、メイン基板に電解コンデンサーを使用しない設計にすることで長寿命を実現した。
さらに「らくらく節電E機能」により、通信状況やリンクしていないポートを自動判別して消費電力を調整。24ポートモデルで最大69%、16ポートモデルで最大67%の節電が可能になる。付属のACケーブルには、トラッキング現象による火災を防止するための絶縁キャップ付きのコンセントプラグを採用した。
どちらのモデルもファンレス設計で静音性を実現し、接続先の環境を自動判別して接続する「Auto MDI/MDI-X機能」が全ポートに対応。EU RoHS指令(特定有害物質使用制限指令)に準拠した環境にやさしい製品となる。
接続方式は100BASE-TX/10BASE-Tで、伝送速度が100Mbps/10Mbps。EHC-F24MN-HWの本体サイズは幅280×高さ44×奥行き125.8mmで、重量が約1020g。価格が1万6632円。EHC-F16MN-HWの本体サイズは、幅215×高さ44×奥行き130mmで、重量が約820g。価格が1万1081円。