ソニーは9月7日、液晶テレビ「BRAVIA」の新モデル「X9000C」シリーズを発表した。20V型以上の液晶テレビとしては世界最薄を実現している。
サイズは65V型(KJ-65X9000C)と55V型(KJ-55X9000C)を用意。どちらも10月24日発売予定で、予想実売価格は65V型が60万円前後、55V型が38万円前後となる
最薄部が4.9mmという薄さが特徴。全体の厚さも39mmなので、壁掛けの際には壁から4cmで収まり、テレビの影が見えないため浮遊感を演出できるという。通常のスタンド以外に壁掛け金具も同梱する。
液晶パネルは倍速駆動で、バックライトはエッジ式。パッシブ方式の3D表示にも対応する。
画像処理エンジンには、最新の「X1」プロセッサーを搭載。高精細化機能の「X-Reality PRO」や、広色域化機能の「TRILUMINOSディスプレー」に対応する。ただし、LEDの部分駆動などで高輝度化を実現する「X-tended Dynamic Range」には非対応となる。
HDR信号については2015年内にファームウェアアップデートで対応予定。アクトビラやひかりTV 4K、NETFLIXといった4K動画配信サービスにも対応予定だ。
オーディオは、高音質化機能の「DSEE」に対応。スピーカーは通常のバスレフスピーカー×4(最大出力30W)となる。
OSにはAndroid TVを採用し、アプリの追加や音声検索などが可能。タッチパッドリモコンが付属し、音声入力用マイクも内蔵する。