米グーグルは現地時間9月3日、iOSとAndroid向けに「Google ストリートビュー」アプリの提供を開始したと発表した。
360度パノラマ写真を撮影できるアプリとして提供していた「Photo Sphere」の名称を変更、また機能を追加する形で、Google マップの一機能であるストリートビューを単体アプリとして独立させた。
アプリ上でグーグルや一般ユーザーが公開したストリートビューを閲覧できるほか、端末で360度パノラマ写真を撮影してGoogle マップに投稿することも可能だ。「RICOH THETA S」など全天球カメラで撮影した写真の投稿にも対応している。
これにともない、ストリートビューはグーグルが撮影し公開するものと、一般ユーザーなどが撮影し公開するタイプに分かれることになる。グーグルが撮影した写真については、自動的に顔やナンバープレートをぼかすといった対応を継続するが、ユーザーによる写真に対してグーグルがぼかし加工を施すことはないという。
対応OSはiOS 7.0以降、Android 2.2以上。