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3Dスキャナーで耳穴形状をスキャン、1~2日で製作

Ultimate Earsのイヤフォンが3Dスキャナーによる耳型採取に対応

2015年08月31日 18時52分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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Ultimate Earsのカスタムインイヤモニター(e☆イヤホン)

 ロジクールは8月31日、オーディオブランドUltimate Earsの耳型に合わせてイヤフォンを製作する「カスタムインイヤモニター」に3Dスキャナー利用を開始すると発表した。e☆イヤホンにてサービスが8月29日より開始した。

 従来の耳型採取はシリコン樹脂で型取りする必要があったが、新たにe☆イヤホンは米UNITED SCIENCEの3Dスキャナーでスキャンする方法のライセンスを取得。スキャンは両耳で10分前後まで短縮できる。また、データを直接工場に送るので、取った型を輸送する手間がなくなり、イヤフォンの製作は24~48時間まで短縮できるという(従来型型取りカスタムインイヤモニターでは納期が1週間から10日程度ほどかかっていた)。

 Ultimate Earsのカスタムインイヤーモニターシリーズは、初心者モデルの「UE4 Pro」(6万2900円)から上位モデル「UE18 Pro」(17万4800円)ま8モデルがラインナップされている。

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