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スマホをかざして世界の絶景にワープしよう

ドローン空撮で世界を飛び回る! auの「Hello, New World. warp cube」体験がスゴい

2015年08月27日 22時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3

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みんなで映像に包まれる体験が楽しい

 実際に体験してみて感じたのは、360度映像に物理的に包まれるという迫力だ。足元にもLEDが仕込まれているので、本当に自分が空にいるような浮遊感を感じられる。LEDが非常に鮮やかなので、目に飛び込んでくる映像が力強い。

森の上を飛ぶシーンで足元を見ると、木々が生い茂っている様子が生々しく映し出されていた

 映像の構成も面白い。地上から雲を突き抜けて雲海の上から太陽を眺めたり、前述した夜空に上がる花火の中を飛び回ったり、雪山の一夜をタイムラプス撮影して夜がふけて朝になるダイナミックな空を眺めたりと、バリエーションに富んでて飽きさせない。

キューブが集まってきてモノトーンに変わるというトランジションも、周囲をぐるりと囲まれていると平面のディスプレーで見るとの迫力が段違いだ

実写だけでなく、CGも入ってバーチャルトリップのワクワク感を煽ってくれる

 そしてなによりポイントなのが、スマホを介して自分が360度映像とつながれる楽しさだ。スマホを掲げるとワープするというシーンでは、画面の「3、2、1、0」というカウントダウンに合わせてGalaxy S6 edgeを上げることで、端末の加速度センサーで動きを検知。その結果を無線LANで飛ばして、次の映像に移るようにしている。

目の前に広がるキューブディスプレーに目を奪われがちだが、手元のスマホも映像に合わせて震えたり、背面のライトの光り方が変わったりと、かなり変化に飛んでいる

今自分が飛んでいるところのナビゲーターや、360度映像のセカンドディスプレーとしてもスマホが活躍

画面の登場人物から電話がかかってくるシーンもあったりして、インタラクティブ性が高い

 360度映像というと、「Oculus Rift」や「Gear VR」といった昨今はやりのVRヘッドマウントディスプレーでもその場に行ったような感覚で閲覧できるが、基本的には同じ空間には1人しかいられない(バーチャル空間でアバターを使う手段もありますが)。

 その点、warp cubeなら10人が同じ空間で同じ映像を共にできる。例えるなら、映画は一人で自宅で見ても面白いものの、映画館に行ってみんなで感情を共有できるとより楽しくなる感じだ。これだけ手の込んだコンテンツにもかかわらず、3日しか展示しないというのもスゴいところ。ぜひVRやガジェット、映像が好きなクラスターの方々は週末はミッドタウンを訪れて、整理券をゲットのうえ体験してみよう。

ぜひ、迫力の360度映像をご体験あれ


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