日本マイクロソフトは9月17日に発売されるXbox One用のレーシングシミュレーターの最新作『Forza Motorsport 6』のプレス向け先行体験会を開催。ForzaはXbox360時代のForza2からすべてプレイしている私、当然参加してきた。
●タイトル情報
ゲームタイトル Forza Motorsport 6
発売日 2015年9月17日
ジャンル レーシングシミュレーター
プレイ人数 ローカル最大2名、XboxLive 最大24名
価格 スタンダードエディション 7452円(ダウンロード版6912円)、デラックスエディション(9072円)、アルティメットエディション(1万1210円)
※価格表記のカッコ内はダウンロード版の価格です
今回用意された試遊ゲームのバージョンは8月5日にドイツで開催された『gamescom 2015』で披露されたものと同じもの。6月にロサンゼルスで開催されたゲームイベント『E3 2015』のものより新しいバージョンで、E3のときからコースデータが3つほど増えているそうだ。
Forzaシリーズはレーシング”シミュレーター”というカテゴリーのレースゲームで、家庭用ゲーム機としてはリアルな操作感で知られる。最新作のForza6では、初めて「ナイトレース」と「レインレース」という環境変化のモードをサポートした。また、同時プレイ人数も最大24人と、過去作の最大16人から大幅にアップしている。
試遊で用意されたのは、バケットシート風のハンドルコントローラー環境一式。ハンドル部分は、ThurustMasterの『TX Racing Wheel』に、オプションのレザーハンドルを装着したもの。どちらもForza用としては鉄板の構成(ちなみに僕もForza5と同時購入してました)。
試遊は一人10分程度だったので、レイン、ナイト、晴天のそれぞれをサクサクとプレイ。レインの車種はVolvoのレーシングカーでしたが、初見ではグリップ感はつるつるという感じではなくて、急に激ムズだったり違和感があるという印象は意外となかった。
ユーザーイベントなどでおなじみの製品担当の南雲氏によれば、実際のコース上にできる水たまりの場所の再現にはかなりこだわっているようで、最速のレコードライン上に意地の悪い深めの水たまりができてたり、そこに突っ込むと「バッシャー」という派手な水音ともに、急にグリップがなくなったりする。
一方のナイトレースは「暗くて視界が悪いなー」という程度しかわからなかった。とはいえ、このモードはリプレイを見ると全然別の評価になるかもしれない。夜の耐久レースはカッコイイですからね。
日本のユーザーにとっては、前作Forza5でなくなってしまった日本のコースがどうなるのかが気になるところ。今作でも、当初発表では『Suzuka』も『Motegi』も『Tsukuba』も入っていない。
今後これらが入るかどうか、また追加コースがあるのかは一度も名言されていないけれども、過去例からいえば何らかの追加コースはあるはず。せめて上記3コースのどれかだけでも入ってくれたら、個人的にはテンションがブチ上がるところなんですけど……。
それでは最後に耳寄り情報を2つ。
1)Forza Motorsport 6には「10周年記念カーパック」がついてくる
Forzaシリーズはなんと初代Xboxから数えて今年で10周年。Forza6の当初の出荷/配信分にはスペシャルチューンやデザインが施されたクルマ10台が無料でついてくる。
2)「アルティメットエディション」を買えば1週間早くフル機能で遊べる!
ヘビーなForzaファンには1秒でも早く遊びたいという人もいるでしょう。そういう人はちょっと値段はりますが「アルティメットエディション」を選ぶべし。アルティメットエディション限定で、本発売の1週間前にあたる9月10日深夜からフル機能でプレイできる「アーリーアクセス」権がついてきます。
対戦のマッチングの詳細がどうなっているのか?操作性がどう進化してるか?細かい部分を知りたい人は「アーリーアクセス」を覚えておいてくださいね。
(8月25日 16:30更新 初出時、アーリーアクセスについて「1日のみ」と表記していましたが、メーカーより情報訂正がありましたので反映しました。)
●関連サイト
Forza Motorsport 6製品ページ