フィリップスは8月20日、音波式電動歯ブラシ「ソニッケアー」シリーズの新モデルを発表した。日本輸入代理店の小泉成器を通じて9月上旬より順次販売を開始する。
ソニッケアーシリーズは、毎分約3万1000回の高速振動と幅広い振幅の組み合わせにより、唾液を活用した「音波水流」を口内に発生させ、毛先の届きにくい歯の隙間や奥歯の歯垢を除去する。
ソニッケアー史上最大の歯垢除去力をうたうモデル
「ソニッケアー フレックスケアー プラチナ」は、ソニッケアー史上最高の歯垢除去力をうたうモデル。付属する新開発の「アダプティブクリーンブラシヘッド」は、ブラシ毛の根本にゴム素材を採用したことで毛先の可動領域が広がり、磨く際にブラシがしなやかに動き、余分なブラッシング圧を吸収する。毛先は歯と歯茎のカーブに密着する形状で、従来製品よりも約4倍の歯の表面積を効率よく磨けるため、手磨きと比べた歯垢除去力はソニッケアー史上最大の10倍を実現したとしている。
ブラッシングモードはクリーンモード、ホワイトモードのほか、「ディープクリーンモード」を新搭載する。ディープクリーンモードでは、磨き残しやすい箇所に最適なモードで、洗浄する動きと歯茎を刺激する動きが交互に作動し、磨く箇所の変更を45秒毎に知らせてくれる。毛先が届きにくい歯と歯茎の境目や、奥歯などをしっかり洗浄できるという。磨く強さは3段階から設定できる。
HX9172/28のみ紫外線除菌器が付属。10分間で歯ブラシを99%以上除菌できるほか、充電機能をそなえる。
9月上旬発売予定で、価格は紫外線除菌器つきのHX9172/28が24800円(税別)、紫外線除菌器が付属しないHX9112/27が1万9800円(税別)。充電時間は24時間1日2回2分間使用した場合、約3週間使用できる。それぞれアダプティブクリーンブラシヘッドが2本、ハードケースなどが付属する。
5つのモードを搭載する最上位モデル
最上位モデル「ソニッケアー ダイアモンドクリーン」は、5つのブラッシングモードを搭載。通常磨きの「クリーンモード」のほか、約1週間で歯に自然な白さをもたらす「ホワイトモード」、歯を輝かせツヤを出す「ポリッシュモード」、約2週間で歯茎の健康を促進する「ガムケアモード」、敏感な歯と歯茎を優しく磨く「センシティブモード」を選択できる。
ブラシヘッドは、ホワイトモード時に効果的なステイン除去用の「ダイヤモンドクリーンブラシヘッド」、新開発の「舌磨きブラシヘッド」が付属する。
カラーはホワイト(HX9303/80)とピンク(HX9318/80)をラインアップし、ホワイトは付属ヘッドのサイズがスタンダートで、ピンクはミニサイズ。
9月中旬発売予定で、価格は2万6800円(税別)。24時間の充電で、1日2回2分間使用した場合に約3週間使用できる。本体とブラシヘッドのほかUSB充電台、充電トラベルケース、充電器用グラスなどを同梱する。
ステイン除去特化のシンプルモデル
「ソニッケアー ヘルシーホワイト プラス」(HX8915/01)は、ステイン除去に特化したシンプル機能のモデルで、クリーンモード、ホワイトモードの2種類のモードと、3段階の強さ設定が選択できる。
9月上旬発売予定で、価格は1万2800円(税別)。充電時間は48時間で、1日2回2分間使用した場合約3週間使用できる。ダイヤモンドクリーンブラシヘッド1本が付属する。