つけたまま操作できる体制が整っている
西牧 あと映像の解像感が高いですね。
広田 そそ。Galaxy S6/S6 edgeは約5.1型で2560×1440ドットだから、かなりドットが細かいのよね。
西牧 これ将来的に、Gear VRをつけた人同士で会話とかもできそうですね。
広田 そうなんよー。SFっぽくて面白いでしょ。じゃあパススルーカメラはそれくらいでいいから、チュートリアルを進めてメニューをちょっと触ってみよう。
西牧 ガイドツアーが完了しました。ゲームパッドのガイドツアーに進みますか? えーと、スキップ……で、チュートリアルが終わりました。
広田 ホーム画面が出てきた?
西牧 なんかメニューっぽいのが出てきましたね。……あー、なんかこの周りにみえる部屋いいな。
広田 そう、ホーム画面がオシャレ部屋なんだよねー。
西牧 この家どうなってるんだろう。外見ると雲があるし。
広田 まぁいい家だよね……ってそこに注目するのか(笑)
西牧 相当余裕があるIT業界のエグゼクティブの別荘的な感じなのかも。で、何見たらいいんでしたっけ。
広田 メニューの操作感も試してほしいな。
西牧 基本的に目で追うだけですよね?
広田 そうそう。中心にある「+」を選びたいボタンに合わせて、右側面のタッチパッドを押す。今何を選んだ?
西牧 「KEEP TALKINGなんちゃら」を選ぼうかなみたいな。
広田 「ストア」ってのが選べない?
西牧 左上にありました。
広田 それがAndroidにおける「Google Play」とか、iOSにおける「App Store」みたいなアプリマーケット。開いて、タッチパッドを左右にスワイプすると、メニューをめくれます。
西牧 おお。「白猫VRプロジェクト」とかありますね。
広田 そう、国産コンテンツとかも投稿されてる。開発キットの状態でもインターフェースが整ってて、きちんと操作できるのよ。だって、さっきからずっとつけっぱなしでしょ?
西牧 言われてみれば。なんというか……一度やり方を覚えれば、直感的に操作できますね。
広田 そうそう。かなりメニュー周りがこなれている。あとOculus Riftに比べると、ケーブルがなくて快適。
西牧 それも言われてみれば。ケーブルがないことでスッキリしますね。
広田 もちろんPCにケーブルでつなぐOculus Riftのほうが、ケータイを使うGear VRよりマシンパワーが高くて美しい映像表現が可能だけど、現状のGear VRでもVRの面白さは十分に味わえる。
西牧 確かに。
広田 やっぱり日本人はスマートフォン大好きだし、ガジェットとして持ち運んで誰かにすぐ見せられるという点でもGear VRっていいよねということで。
西牧 なんか説得力がありますね。
広田 というわけで何回か連載にお付き合いください。次回は「シルクドソレイユ」などの実写アプリを試していただきましょう。
西牧 楽しみにしてます!!