開業50周年を迎えた「八重洲地下街」は日々進化を続ける
先日謎の巨大空洞があったことで話題になった東京駅。その地下にある商業施設「八重洲地下街」が6月に開業50周年を迎えた。
「八重洲」の由来は関ヶ原の戦いが起きた1600年に日本に漂着し徳川家康の信任を得たオランダ人航海士ヤン・ヨーステンにちなんだものだという。写真はそのヤン・ヨーステン記念像
こちらの豚の銅像は、イタリア・フィレンツェにあるウフィツィ美術館第2廊にある「猪」の大理石像を模刻したもの。撫でると幸運になると言われている鼻はピカピカだ
八重洲地下街は、50周年を気に色々の仕掛けを考えているという。八重洲地下街は約180店舗で構成されているが、その3分の1の62店舗が飲食店だという。食に強い利点を活かして、8月5日からは132巻もの巻数を誇る長寿料理漫画「クッキングパパ」とコラボレーションした「クッキングパパ連載30周年うまいゾ!!フェスタ」が開催される。
先日放送されたNHK「ブラタモリ」で紹介された「アロマ珈琲」
開業当初からある「リカーズハセガワ」は有料で試飲もできる
シュークリームが美味しい「ビアードパパ」。北海道産のマスカルポーネをふんだんに使用した「ロイヤルマスカルポーネ」は八重洲地下街店限定だ
ベーカリー「HOKUO」も限定商品「東京ごまあんぱん」を販売している
クッキングパパで紹介したレシピは1300以上。その再現メニューがエントリーしている飲食店15店舗で16メニュー披露される。完成した料理は、作者であるうえやまとち先生が実際に試食し、お墨付きを得たものだ。
左の写真が「たこ焼きオムレツ」(サニーズお食事酒処)、右の写真が「魚ロッケ」(串揚げバンザイ)。どちらもクッキングパパに登場したレシピ
うえやまとち先生は16メニューのうち8メニュー試食した感想として「僕の造った料理がプロが作ってすごく美味しい。今まで(漫画の中で)作ってきた料理は美味しい! と再確認しました」と、満足そうに語った。
美味しそうに試食するクッキングパパ作者のうえやまとち先生