UQコミュニケーションズは、今春から運用を開始した、直近3日間で3GB以上の通信を利用した際に適用される速度制限について、ユーザーからの意見を受け、広告表現をわかりやすくするとともに、より利便性の高い運用を検討していると発表した。
もともとWiMAX 2+のスタート時は、月7GBの月間通信量制限と「3日で1GB以上」での速度制限を2015年春に導入予定としていた。しかし、今年1月になって、月間通信量の制限がない新プラン「UQ Flat ツープラス ギガ放題」を追加。後者の速度制限についても「3日で3GB以上」に変更のうえで導入することになった。また速度制限時でも「標準画質のYouTube動画が再生できる700kbps程度の速度は出せるようにする」と発言している(関連記事)。
しかし、同社のプロモーションなどでは「データ量上限なし」の部分が強調されていたことも確かで、この点について「今後の広告表現等につきましてはより分かりやすく誤解のない内容に速やかに改善して参ります」と記している。
また、3日間で3GB以上での規制方法についても、「より利便性の高い運用方法を検討」しているが、実際に新しい方法の導入までは、前述の規制後の速度について、速度を上げることで対応するとしている。