︎Les Bliss流、Instagram活用法
Les BlissのInstagramを見てみると、フォロワーは537人、各投稿に70〜80の「♡いいね」が付いている。Forresterによると、Instagramの平均エンゲージメント率は4.21%だが、Les Blissはそれを遥かにしのぐ13%〜14.9%という高い数字をはじき出している。
Instagram用の写真は、すべて住野さん自身が撮影したもの。LUMIXのミラーレス一眼レフで撮影した写真をiPhoneに飛ばしたり、iPhoneに三脚や自撮り棒を付けて自撮りした写真を使ったりと、住野さんの探究心は止まらない。
撮影はアクセサリー単体だけでなく、自分の洋服とコーディネートして、アクセサリーとは全然関係のない小物や、おいしかったものなどをアップしたりもして、アクセサリーが運ぶ幸せの演出も考えている。
「自分の服とコーディネートして『これだったら真似できそう!』と思ってもらえるように、自分がアクセサリーを身につけたときのシチュエーションがイメージしやすい写真を心がけています」
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Instagramの活用は、誰でもすぐに始められる手軽なものだ。とはいえ、そこには暗黙のルールや場の空気感のようなものが存在する。「とにかく撮って上げたら、それでおしまい」「ホームページの写真を使い回し」といったスタンスでやるくらいなら、やらないほうがまだマシというのも事実だ。住野さんのように、「少しでも共感してもらえる写真を」と向上心を持ってトライ&エラーを重ねる、ある種の忍耐力が求められる。次回は、商材の差別化とECサイトには必須の商品撮影について紹介する。