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Instagramで「♡いいね」が集まるネットショップの作り方 (2/2)

2015年07月16日 11時00分更新

文●野本纏花

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︎Les Bliss流、Instagram活用法

Les BlissのInstagramを見てみると、フォロワーは537人、各投稿に70〜80の「♡いいね」が付いている。Forresterによると、Instagramの平均エンゲージメント率は4.21%だが、Les Blissはそれを遥かにしのぐ13%〜14.9%という高い数字をはじき出している。

Instagram用の写真は、すべて住野さん自身が撮影したもの。LUMIXのミラーレス一眼レフで撮影した写真をiPhoneに飛ばしたり、iPhoneに三脚や自撮り棒を付けて自撮りした写真を使ったりと、住野さんの探究心は止まらない。

撮影はアクセサリー単体だけでなく、自分の洋服とコーディネートして、アクセサリーとは全然関係のない小物や、おいしかったものなどをアップしたりもして、アクセサリーが運ぶ幸せの演出も考えている。

Instagramには商品単体の写真だけではなく、アクセサリーを身につけたときのシチュエーションがイメージしやすい写真もアップする

「自分の服とコーディネートして『これだったら真似できそう!』と思ってもらえるように、自分がアクセサリーを身につけたときのシチュエーションがイメージしやすい写真を心がけています」

「『これだったら真似できそう!』と思ってもらえるように自分の服とコーディネートしたりします」

※ ※ ※

Instagramの活用は、誰でもすぐに始められる手軽なものだ。とはいえ、そこには暗黙のルールや場の空気感のようなものが存在する。「とにかく撮って上げたら、それでおしまい」「ホームページの写真を使い回し」といったスタンスでやるくらいなら、やらないほうがまだマシというのも事実だ。住野さんのように、「少しでも共感してもらえる写真を」と向上心を持ってトライ&エラーを重ねる、ある種の忍耐力が求められる。次回は、商材の差別化とECサイトには必須の商品撮影について紹介する。

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