プログラミングや電子・電気工作の知識がなくても気軽に工作
ソニー、クラウドファンディングで資金調達した電子ブロック「MESH」を米国で販売開始
2015年07月03日 15時27分更新
ソニーは7月1日より米国内で電子ブロックのようなIoTデバイス「MESH」の販売を開始した。
MESHはソニーの社内ベンチャーとして開発され、クラウドファンディングで資金調達したという異例の製品。消しゴム程度のユニット「MESHタグ」には移動センサー、ボタン、LEDや入出力端子を装備(それぞれ機能ごとのユニットが用意される)。タグには電池が内蔵されて約1カ月動作し、タグ同士はBluetooth LEで通信しあう。
動作をグラフィカルにプログラミングできる環境も用意されており、タグのボタンが押された場合(あるいは動いた場合)にLEDタグを点灯させるといった動作がすぐに実現できる。またGPIOタグを使えば別の機器の電源をON/OFFすることもできるため、家電のリモコンや自動制御など、電子工作を始めるのに適している。
現在米Amazonで発売中(出荷は7月6日より)で、単機能ボタン/LED/移動センサーのMESHタグは各49.99ドル、GPIOタグは59.99ドル。