日本マイクロソフトは6月19日、Windowsタブレット「Surface 3」の発売記念セレモニーを、ビックカメラ有楽町店で実施した。
ビックカメラ有楽町店では、今回のSurface 3発売に合わせて5階のPCフロアを刷新、「Windowsエリア」を設置している。SurfaceシリーズやOEMメーカーのWindows搭載端末を展示・販売するコーナーだが、OSを前面に押し出すことで、Windows 10の登場に向け、Windows搭載PCを訴求していく狙いがあるようだ。
セレモニーには、日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口 泰行氏、ビックカメラ代表取締役社長の宮嶋 宏幸氏、ソフトバンクモバイル専務取締役のエリック・ガン氏が登場。
宮嶋氏は「1ヵ月ほど前に発表があり、予約を受け付けてきたが、非常に多くのお客様を獲得できた。スタイリッシュで堅牢、高機能などの要素を引き継ぎ、さらにブラッシュアップされている製品。ここのところPC関連が厳しい状況ではあったが、Surface 3は夏商戦を盛り上げる起爆剤になると期待している」とコメント。
6月いっぱいで日本マイクロソフトの社長職を退き、新たに7月から会長職に就任する樋口氏は、「タブレットの活用が広がってきているものの、まだまだPCを使うワークスタイル、ライフスタイルが残っている。そうした場合、PCとして機能しないタブレットだと2台持ちになってしまう。『タブレットと同じ薄さ、軽さでPCの機能を持つデバイスが出たらいいな』と言っていたものが『出ちゃいました』というのがSurface 3ではないかと思っている。LTE対応もあり、非常に完成度の高いデバイスとなっている。
ビックカメラ有楽町店のWindowsコーナーは、東京で1番のショーケースと言っても過言ではない場所。今日発売のSurface 3は我々も驚くほど予約が殺到しており、ビックカメラさんと協力して、Windows史上最も完成度が高くなると言われている『Windows 10』とともに、売って売って売りまくりたい」と語った。
急きょ参加となったエリック・ガン氏は、「Surface 3のプロジェクトは、ほぼ1年前からマイクロソフトと協力して進めてきた。LTE搭載により、いつでもモバイル通信が使えるのが最大のポイント。通信プランもリーズナブルで、3ヵ月無料ということもあり、『いつでもどこでも』使っていただけると期待している」と自信をうかがわせた。