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GeForce GTX TITAN Xの最速環境を検証しよう 第3回

ゲーミングPC「NEXTGEAR i640PA5-SP2」で最新のVRをたっぷりと

Oculus Riftを「TITAN X」搭載PCで快適に楽しんだ

2015年06月24日 08時00分更新

文● 相川いずみ、編集● 金子/ASCII.jp

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「Oculus Rift DK2」と最新のゲーミングPCは相性良し!

 現在最速のグラフィックスである「GeForce GTX TITAN X」を搭載した、マウスコンピューターのゲーミングPC「NEXTGEAR i640PA5-SP2」。ハイスペックPCの魅力を3紹介してきたが、最終回ではヘッドマウントディスプレー「Oculus Rift」を使い、最新のVRをたっぷりと楽しんでみたい。

 Oculus Riftを開発しているOculus VRから、Oculus Rift用PCの推奨スペックが5月に発表された。

Oculus Riftの推奨環境
CPUCore i5-4590以上
メモリー8GB以上
グラフィックスNVIDIA GeForce GTX 970/AMD Radeon R9 290以上
そのほかHDMI 1.3、USB 3.0×2
OSWindows 7 SP1以降

 これはあくまで推奨環境のため、アプリによってはもっと低いスペックでも動作するものもあれば、逆にグラフィックスの質を上げるにはもっとハイスペックが要求される場合もある。もちろん、「NEXTGEAR i640PA5-SP2」であれば、問題なく使用できるであろう。

Oculus Rift DK2。本体と位置をトラッキングするカメラのほかに、替えのレンズや電源などが同梱されている

Oculus Riftの専用ソフトをダウンロード

 Oculus Riftを使うには、PCに接続する前に公式サイトから専用ソフトをダウンロードしインストールしておく必要がある。あわせて、Oculus Rift用のソフトを何本か用意しておくといいだろう。

公式サイト。無料の会員登録が必要だ

Oculus Riftをセッティング

 まずは、Oculus Riftをセッティングする。Oculus RiftとPCを、HDMIとUSBケーブルで接続。さらにディスプレーにカメラをセットする。この時点で電源を入れても、LEDランプはオレンジ(電源は入っているが、ビデオ信号が来ていない状態)のままだ。この後、ディスプレーの設定を行なったり、アプリを起ち上げて正常に動作させるとLEDランプが青に変化する。

 次に、PC側で設定を行う。「Oculus Configuration Utility」では、ユーザーの性別や身長などを登録しておける。また、レンズの種類やレンズ距離などの設定もここで調整できる。

Oculus Configuration Utilityの画面。複数ユーザーを登録可能

ディスプレー設定では、Oculus Riftに直接出力する“Rift Display Mode”がおすすめ。ただし、一部の環境では動かない場合もある

約440グラムのOculus Riftを装着

 ひと通りの設定が終了したら、いよいよ装着だ。本体の重量は約440グラムで、頭に装着するとそれなりの重さは感じた。Oculus Riftは眼鏡をかけていてもそのまま装着できる仕様になっている。もしかしたら眼鏡をかけなくても見えるのでは……と期待して最初は眼鏡なしで装着してみたが、残念ながら視界がぼやけてしまった。

 Utilityにデモが収録されているので、まずはこれを体験してみた。目の前にパソコンのディスプレーがあり、植物やノート、ライトスタンドなどが置かれた机が見える。ノートは立体的でリアリティーがあり、鉛筆を手に取って書けるのではないか……と、つい空間に手を伸ばしてしまったほどだ。首を傾ければ実に自然に視界が付いてきて、違和感はまったくない。店頭やイベントのデモ等でOculus Riftは何度か体験していたが、自分の家でVRを体験するのはやはり大きな興奮を感じる。

Utilityに収録されているデモ。首を横に倒すと、自然に画面も横になる

アプリを試そう

 さらに、インストールしておいたアプリでいくつか遊んでみた。アプリを起ち上げると、最初にサイズと画質の設定画面が表示される。この「NEXTGEAR i640PA5-SP2」であれば、迷わず最高グラフィックスの“Fantastic”を選びたい。

 アプリで特に気に入ったのが、Rift Away氏による宇宙を舞台にした「Chilling Space」だ。

眼前に憧れの宇宙の光景が広がる「Chilling Space」

 小惑星や人工衛星とともに宇宙を漂う、まさに“家にいながらにして宇宙体験”ができる。目の前には青い地球があり、下を向けば地球の端までが見える。そして、右手には銃を持っており、マウスクリックで撃てるのもおもしろい。

 何よりも青く輝く地球の描写が本当にすばらしく、いつまでも見ていたくなるほど。Oculus Riftを外して現実に戻ってくると、「ああ、ここまで技術は進歩したのか」と満足の溜息をつくほどだった。

「Chilling Space」のWebページ(クリックでリンクします)

おすすめのOculus Riftアプリ

 ほかにもOculus Riftの特性を生かしたゲームや体験アプリも多数が無料で公開されている。実際に遊んでみて、個人的に気に入ったアプリを紹介しておく。

開発者が集う「Oculus VR Share」(https://share.oculus.com/)には、Oculus Rift DK2対応アプリが続々と発表されている

ユーザーからも人気の高い「Lollipop」。Lollipop(飴)を持ったキャラクターのゲーム。ジャンプしたり、持っている飴に敵を張り付けて飛ばしたりと、ゲーム性も高い

マウスコンピューターのキャラクター、tuneちゃんが登場する「dogelus tuneちゃんバージョン」。ひたすらtuneちゃんに踏まれるという、M体質な人にはたまらない“土下座アプリ”だ(作者 桜花一門さん)

 Oculus Riftはまもなく一般販売も開始されるので、ぜひハイスペックなPCとあわせて存分にVR体験を楽しみたいところだ。

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