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仕組みも飛ばすのも簡単なマルチコプター、組み立てて飛ばすだけでは物足りなさすぎる

エディソンを頭脳にした学習用ドローンキット、クラウドファンディング開始

2015年06月05日 17時04分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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Eedu

 Skyworks Aerial Systemsは6月1日より、クラウドファンディングKickstarterで学習用マルチコプター「Eedu」の資金募集を行っている。 

 次の世代(子どもたち)のDronesmiths(ドローン技術者)を育てるのに適しているという組み立て簡単なマルチコプター(クアッドローター)キット。プロペラガードも付いており、サイズは約30cm四方で重量は約500g、リチウムポリマーバッテリーで約10分間飛行できる。9軸センサー(ジャイロ/加速度/気圧センサーなど)を備え、ラジコンとして操作できるようにプロポも付属する。

ローターガード付きなので比較的安全。機体上部はカメラや追加センサーをセットできるようフラットな面が用意されている 

 特徴的なのはフライトコントローラーにインテルのワンボードマイコン「Edison」を用いている点で、Arduinoシールド(Arduino基板上に装着する拡張ボード、Edisonでも利用できる)を用いてセンサーやモーターと接続する。学習用を謳っているだけあって、Edisonのプログラミングも可能となっている。もちろんフライトを制御するためのプログラムはあらかじめインストールされているが、一部を書き換えて自律飛行などが可能という。

プロポ(ラジコン送受信機)も付いていて、単にラジコンとして飛ばすなら組み立てるだけでOK。ただし日本では電波法の関係で、海外のラジコン送信機は利用できないので注意 

 入門用として音楽ファイルをメモリーカードに保存すれば、音楽に合わせてダンスを踊るサンプルが用意される(機体を上下させて飛行、表記されていないがスピーカーも付いているようだ)。1セットの入手のための最低資金提供は449ドル。出荷は2016年1月を予定している。

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