オプティムは6月2日、定額制の電子雑誌読み放題サービス「タブレット使い放題(タブホ)」において、新機能の追加や販売パートナーの拡大を行なうと発表した。
2014年11月にサービスを開始したタブレット使い放題は、月額500円で「電子雑誌の読み放題」「端末保証」「家族共有カメラアプリ」「クラウドストレージ」「ネットプリント」の5サービスを利用できるiOS/Android向けアプリケーションだ。iPhoneやAndroidスマートフォンで同サービスを利用できる「スマホ使い放題」も展開している。
最も大きな特徴は、雑誌の最新号を扱わずバックナンバーに特化して配信している点だ。これまでにない“準新刊雑誌マーケット”を創出し、一般雑誌を書店販売後も展開させるのだという(関連記事)。
3つの新機能「クチコミ」「シール」「全文検索」
6月2日に開催された記者発表会で、代表取締役社長の菅谷 俊二氏は「電子書籍サービスがいまいちブレイクしない理由は、紙と同じ方法で提供しているからだ」との考えを語った。今回発表した3つの新機能「クチコミ」「シール」「全文検索」と、新しく開設するポータルサイトによって、デジタルならではの雑誌の楽しみ方を提供するという。