オンキヨー&パイオニアは5月14日、ドルビーアトモス対応や独自の自動音場補正システムを搭載するAVアンプ「VSA-1130」、エントリー機「VSA-830」を発表、5月下旬に発売する。
VSA-1130はドルビーアトモス対応のほか、独自の自動音場補正システム「MCACC Pro」を搭載する7.2chアンプ。MCACC Proは集音マイクを用いることで残響特性やスピーカーシステムの位相特性などの補正を行い、環境に左右されず高精度にスタジオ収録時の音場を再現可能。
VSA-830は「Advanced MCACC」を搭載する5.2chアンプ。Advanced MCACCは1cm刻みの正確なスピーカー距離補正と音量および音色の調整可能で、残響特性による補正よって高精度な音場再現を行う。
両機とも4K映像機器と接続するHDCP 2.2対応HDMI端子を備え、192kHz/24bit DACの搭載とハイレゾコンテンツの伝送が可能なデュアルバンド対応のWi-Fi接続、Bluetooth接続などを搭載してハイレゾ音源をワイヤレスに楽しめる。ネットワーク設定や各種操作が可能なタブレットアプリも利用可能。
VSA-1130は7チャンネル、VSA-830は5チャンネルのパワーアンプを搭載。入力はアナログ、コンポーネントビデオ、デジタル(光/同軸)、HDMI(VSA-1130:7/VSA-830:5)、LAN、USB(iPod/iPhone)。
予想実売はVSA-1130が9万9350円、VSA-830が6万4800円