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これからの季節にぴったりなBluetoothスピーカー

アウトドア向けスピーカーでサイズ以上の高音質が鳴る秘密とは

2015年05月02日 12時00分更新

文● 四本淑三、撮影●篠原孝志(パシャ)

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ホコリっぽい室内からアウトドアまで

 TREK Flexの防塵・防水保護等級はIP65ということですから、水没させるとマズいものの、水を浴びても問題がないという性能です。また40cmの高さから落ちても平気な、外部衝撃保護等級IK07もクリアしています。

 水しぶきもホコリもものともせず、多少なら落としても平気ということから、室内での雑な扱いはもとより、アウトドアに向いたスピーカーであることは間違いありません。実効最大出力は4W+4Wということですが、低域の量感もあって数値を超えた音量感が得られます。

 若干重たいのは難点ですが、リスニングポイントを選ばず、多少ラフに使っても平気という点で、これから夏に向けた万能型のBluetoothスピーカーとして面白い存在だと思います。

実際に水道水をかけて使ってみました。外側を覆う金属メッシュは水を透過し、中にはスピーカーユニットも収まっているので不安でしたが、何事もなく鳴り続けています。ただ、濡れたら陰干しは必要でしょう

側面には大きめのフック穴も。アウトドアグッズを主張するデザインの意味合いも大きいでしょうが、実際にカラビナを使って吊り下げたり、バックパックからの落下防止に使えそうです

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著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)

 1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ

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