米ニューヨーク・タイムズ「電子書籍リーダーを買うべき最大の理由」
長さに制約なし アマゾン新電子書籍サービス「Kindle Singles」開始
2015年04月28日 17時30分更新
アマゾンは4月28日、新電子書籍サービス「Kindle Singles」を開始した。
著者が最も適切と思う長さで電子書籍を出版できるサービス。電子書籍の誕生以前、著者は雑誌や書籍など出版物の種類に合わせて文章の削減や書き足しを求められてきたが、「Kindle Singles」には長さの制約がない。同サービスについて、米ニューヨーク・タイムズは「電子書籍リーダーを買うべき最大の理由」と評価したという。
フィクションからノンフィクション、著名な作家から、出版経験のない著者によるものまで、様々な作品を厳選して配信するとのこと。Kindle Singlesに直接作品を提供した場合、著者は最大70%のロイヤルティーを受け取れる。
価格は、1冊あたり99円〜399円。Kindle、Fireタブレット、各OS向けのKindleアプリに対応する。すでに公式ページがオープンしており、配信が開始している。またアマゾンでは、Kindle Singlesでの出版に興味がある著者向けに、kindle-singles@amazon.comを窓口として設けた。