旅にはカメラ! 自撮り対応カメラを買う!!
スマホ+自撮り棒なるものを使って自分を撮ることが流行っているが、旅先でいろいろなものを撮影するとなった場合、高画質ズームレンズを備え、撮影も素早くできる単体の自撮り対応デジタルカメラが便利である。
スマートフォンに比べると、撮影開始に要する時間も短く、しかも撮像素子もレンズも大きいため、画質という点で圧倒的に有利。大きな「カシャッ」音をさせなくても撮影できるのも、単体のデジタルカメラならではだ。
そこで、最近登場した中でも自撮りができることをアピールしたカメラを紹介したい。これらの機種はいずれも可変液晶を備え、自撮りが簡単にできることを特徴としている。
前面にシャッターを搭載するニコン「COOLPIX S6900」
ニコンの「COOLPIX S6900」は、自撮り時に便利なシャッターボタンを通常とは別に備えており、タテ位置の自撮り写真がとても撮りやすい。
また、本体にスタンドが内蔵されており、タテ位置で、かつ背面モニターを前面に向けた状態でカメラを固定できるのも特徴。別途スタンドや三脚がなくても集合写真が撮りやすい。価格は家電量販で約2万6000円程度だ。
撮影範囲が広い! パナソニック「DMC-SZ10」
パナソニックの「DMC-SZ10」は、レンズの広角側が24mm(35mm判換算)と広く、自撮り写真に周囲の風景を映し込む場合に有利だ。背面モニター上方向に180度回転するため、画面を確認しながら自撮りができる。価格は大手家電量販店でも2万円を少し上回る程度となる。
レンズ周囲のリングがシャッターに! キヤノン「PowerShot N2」
キヤノンの「PowerShot N2」は、レンズの周りのリングがシャッターボタンとなっているのが特徴。リングをレンズ中心部に押し込むことでシャッターが切れるため、自撮りはもちろん、左手でカメラを持って撮影する際もシャッターが押しやすい。家電量販店で約3万円で手に入る。
モニターが切り離しできるカシオ「EXILIM EX-FR10」
カシオ計算機の「EXILIM EX-FR10」はレンズ(カメラ部)と本体(モニター部)が分離するのが最大の特徴。両者はワイヤレス接続され、モニター部からの操作でカメラ部のシャッターが切れる。これにより自由な撮影スタイルをとれて便利だ。価格は4万円前後だ。
無線接続によるスマホからのリモート撮影に対応!
これら4機種はスマートフォンによる無線リモート撮影に対応している。リモートはiOSとAndroid用の専用アプリを使うが、スマホの画面でライブビューをか確認し、手元でシャッターが切れる。
このため、離れた場所からフカンで撮影したり、集合撮影でもセルフタイマーを使わずにシャッターを切ることが可能。応用次第でたいへん便利に活用できる。
いずれも接続の設定が必要だが、PowerShot N2とCOOLPIX S6900はNFCによるペアリングが可能で、AndroidのNFC対応機種ならば、カメラにスマホをかざすだけで接続設定ができる。
上記で紹介した以外にも、最新のデジカメ(特にコンデジ)は、多くの機種に無線機能が搭載されている。対応カメラを購入してまだ使っていないという人もいるかもしれない。手持ちのカメラに無線リモート機能が付いているならば、旅行前に設定して使い方をぜひ確認しておきたい。
(次ページに続く、「電車や公共交通機関で出掛ける人向けのアプリ)」
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