各社の夏モデル発表に先がけて、ドコモとauから発売される、サムスンの「Galaxy S6 edge」と「Galaxy S6」(後者はドコモのみ)。
両サイドが湾曲しているGalaxy S6 edgeのデザインが特に注目されているが、ガラス素材を使用した背面などの外観はもちろん、CPU/WQHD解像度の有機EL/カメラ/ネットワーク/指紋認証/ワイヤレス充電などなど、サムスンのフラグシップらしく、最強スペックで登場した。
すでに予約もスタートした、このGalaxy S6 edgeを写真を中心に見ていこう。
カラバリは大人しめのゴールドと
押し出しが強いグリーンに注目
今回Galaxy S6 edgeはドコモとau、Galaxy S6はauからリリースされるが、au版のedgeについては32GBと64GBが別に用意されるので(ドコモは64GBのみ)、両キャリアとも2モデルずつという言い方もできる。
カラバリはedgeはGold Platinumが共通で、auはWhite Pearl/Black Sapphire、ドコモはGreen Emeraldがそれぞれ用意される。発表会会場が明るめの照明だったので、正直写真ではわかりにくいかもしれないが、Gold PlatinumはiPhone 6と比べても、かなり控えめで上品なゴールドというイメージ。Green Emeraldは逆に押し出しの強いグリーン。好みは人それぞれになりそうだ。
一方、標準タイプのGalaxy S6は、前面上部にドコモのロゴがあり。デザイン(とNOTTV/フルセグが無いこと)以外はGalaxy S6 edgeと共通。つまり非常にハイスペックなことに違いはないのだが、Galaxy S6 edgeを触ったあとではどうしても“普通のスマホ”という印象。このへんは実際にショップで使い比べることをオススメしたい。
そんなGalaxy S6 edgeだが、デザインだけの奇抜なスマホというわけではなく、横幅が約70mmと5.1型モデルとしては、比較的おさえられていることに加え、エッジスクリーンが持ちやすさにプラスになっている印象。
外観ではサイドのアルミフレームにも注目。これまでのGalaxy Sシリーズにはあった、プレミアム感へのあと一歩の物足りなさを埋めたという印象だ。またコーティングにも工夫があるようで、指紋が目立ちにくく、拭き取りやすい。ケースを付けるかどうか悩みそうだ。
なお、実際の操作感はサクヌルそのもの。Android 5.0の快適さを損なわずに独自UIがマッチしている。
(次ページでは、「ドコモから発売のGalaxy S6に詳細スペックも」)