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4月4日から販売開始

全長わずか170mm! シングルファンのGTX970/960が登場-ASUSTek

2015年04月03日 16時25分更新

文● 松野/ASCII.jp

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全長170mm、シングルファン仕様の「GTX970」「GTX960」が登場。画像は「GTX970-DCMOC-4GD5」

 ASUSTeKは4月3日、全長170mmでオーバークロック仕様のビデオカード「GTX970-DCMOC-4GD5」「GTX960-MOC-2GD5」を発表した。2製品とも4月4日から販売予定。

 全長170mmと非常にコンパクトで、すでにASUSTekが販売しているGTX 970搭載モデル(全長279mm)に比べ100mmの削減を実現、幅広いPCケースへの搭載に対応する。ともにリファレンスモデルから独自にコアクロックを向上したオーバークロック仕様となる。

 従来モデルは2基のファンを搭載してきたが、放熱フィンに対して垂直に空気を吹き付ける通常のファンと、横方向に強い圧力で空気を押し出すブロアーファンのハイブリッド構造を採用した「CoolTechファン」搭載により、シングルファン構成でありながら優れた冷却性能の実現をうたう。通常ファンと比べて広い範囲に強力な送風が可能となり、優れたエアフローを実現するとのこと。

 また、耐用年数を2.5倍に向上した高耐久コンデンサーや最高35℃の低温化と甲高いコイル鳴きを抑えたチョークコイルなど、独自にカスタマイズした部品「Super Alloy Power」採用により、製品の信頼性が向上しているという。

GTX960-MOC-2GD5

 ハードウェアのモニタリングとリアルタイムのオーバークロック設定機能が可能なソフトウェア「GPU Tweak」は引き続き搭載。

 GTX970-DCMOC-4GD5は、ベイパーチャンバーを使用した小型GPUクーラー「DirectCU Mini」を搭載し、GPUの温度をリファレンス設計のクーラーと比較して最高20%低く抑えることができるとしている。コアクロックは1088MHz(ブースト時1228MHz)、メモリクロックは7010MHz。インターフェースはDisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×1、DVI-I×1、DVI-D×1。価格はオープンで、実売価格は4万8000円前後。

 GTX960-MOC-2GD5は、ゲーム画面のインターネット配信やフレームレート、GPU負荷などを表示できるSplitmediaLabsのソフトウェア「XSplit Gamecaster」が 付属(1年間Premiumライセンス)。GPU Tweakからプロファイルを呼び出せる独自機能などを使用できる。コアクロックは1190MHz(ブースト時1253MHz)、メモリクロックは7010MHz。インターフェースはDisplayPort 1.2×3、HDMI 2.0×1、DVI-I×1。価格はオープンで、実売価格は3万3000円前後。

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