ヒカキンが「YouTube FanFest with HP」でヒューマンビートボックスを披露した 写真:Google
ユーチューブで合計11億回の動画再生数を誇り、およそ450万人のチャンネル登録者を持つ。日本でトップクラスのユーチューブ人気投稿者「ユーチューバー」の1人が、現在25歳のヒカキン(Hikakin)だ。
19日、東京・六本木で開催されたライブイベント「YouTube FanFest with HP」(ユーチューブ・ファンフェスト)で得意のヒューマンビートボックスを披露。会場に集まった1000人の観客が歓声を上げた。
ヒカキンのような有名ユーチューバーたちはテレビ出演など「メジャーデビュー」を果たす一方、動画の再生に応じてユーチューブからの広告収入も得ている。グーグルによれば動画投稿で年間10万ドル(約1072万円)以上の収入を得ているユーチューブのスタープレイヤーが、世界に数千人はいるという。
グーグルでは投稿者とファンが直接交流できる場、また投稿者が新たなファンを獲得できる場を提供するという考えから同ステージを開催してきた。日本開催は今回が初めてで、「日本のファンの方々も海外と同じように、好きなクリエイターに向けて歓声を送るなどして大きく盛り上がっていました」(グーグル広報)。
日本ではドワンゴがニコニコプラットホームの投稿者とファンを集めたイベント「ニコニコ超会議」を開催、12万人を動員している。最近では東京・池袋にイベントスペース「ニコニコ本社」を設けるなど、オンラインのプラットホームで生まれてきたコミュニティーの活性化にイベントを使う動きが目立ってきている。