このページの本文へ

iPhoneでYouTubeをバックグラウンド再生するテク

2014年08月24日 15時00分更新

文● らいら(@lyrahm

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 iPhoneでYouTubeの動画をBGMとして聴きながら、メールなど他の作業をしたいとき、YouTubeアプリをバックグラウンドで再生する必要がある。この音楽好きにとっては欠かせない機能がなんとiOS 6.1から使えなくなってしまっていたが、iOS 7ではSafariを利用した裏技で実現可能になった。

YouTubeアプリではなく、SafariからYouTubeのページを開くのがポイント

 まずSafariでYouTubeのサイトを開き、好きな動画を再生。そのままホームボタンを押しホーム画面へ戻ったら、画面下部から上へスワイプしコントロールセンターを呼び出す。中央の音声コントロールに動画のタイトルが表示されるので、再生ボタンを押すと、Safariを閉じていても動画の音楽のみが再生される。

Safariで動画再生→ホームボタンで終了→コントロールセンターの再生ボタンをタップ。ロック画面でも使える便利なテクだ

 他の動画・音声再生アプリで試してみたところ、「iTunes U(バージョン2.0)」や「Podcast(バージョン2.1.2)」では、「ミュージック」アプリと同じように、閉じてもそのまま音声が再生された。これらはバックグラウンド再生に対応したアプリのようだ。

 「Ustream(バージョン2.4.3)」や「ツイキャス(バージョン3.972)」、「ニコニコ動画(バージョン6.23)」、「ビデオ」アプリでは、映像を再生したままアプリを終了すると音声が途切れてしまうが、YouTubeと同じ方法で音声のみ再生ができた。なお「ニコニコ動画」は有料会員であれば、アプリを終了させるだけでバックグラウンド再生に移行可能だ。

バックグラウンド再生を謳っていないサードパーティー製のアプリには、このテクが使えそう

 ただiOS 7の「ボイスメモ」アプリだけはこの方法でも使えなかった。少しややこしいが、下記の手順を踏まえれば音声のみの再生ができる。

1. ボイスメモを起動・再生し、そのままスリープボタンを押す
2. ロック画面を表示させ、コントロールセンターから電卓か時計アプリを開く
3. ホームボタンを押しロック画面に戻り、ロックを解除

起動するのは電卓・時計アプリどちらでもいい

 なお、アプリによっては起動するとバックグラウンド再生が停止する場合があるので、注意が必要である。


■関連サイト

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中