スマートフォンに直接CDの音楽を取り込めるアイ・オー・データ機器のCDドライブ「CDレコ」が今年の4月に発売され話題となった。その新モデル「CDRI-W24AI」が早くも8月下旬に登場する。予想実売価格は1万1000円前後だ。
従来機種はAndroidスマホとCDレコをUSBケーブルで直結することで、PCレスで音楽CDをダビングし、スマホ側に転送することが可能だった。
新規機種はUSBだけでなく無線LANにも対応。ケーブルレスで楽曲を取り込めるだけではなく、iPhone/iPad/iPod touchへの取り込みにも対応する。
Android、iOS機器ともに、楽曲の取り込みには専用アプリ「CDレコ」の導入が必要。取り込みファイル形式はAACで、音質は4段階から選択可能。最高で320kbpsのビットレートで保存できる。さらにFLACやAppleロスレスでの取り込みも可能だ。
取り込み時は楽曲データベースの「gracenote」からジャケット写真や楽曲情報を自動取得する。
Androidでは取り込んだ楽曲をどのフォルダに保存するか選択でき、汎用の音楽再生アプリで再生が可能。iOS機器の場合は保存先を選択できず、CDレコアプリのみで再生が可能となる。
また、取り込みだけでなく、スマホの楽曲をCD-Rなどに書き出すこともできる。こちらもCDレコアプリから行なうが、上述のようにiOS機器は楽曲をCDレコアプリで独立して管理しているため、書き出せるのはCDから取り込んだ楽曲のみとなる。