米Facebookは8月23日(現地時間)、「ニュースフィード」の表示ランキングアルゴリズムに、投稿の品質を判定する機械学習システムを新たに組み込んだ。
同システムは、数千人のユーザーを対象に実施された投稿の品質に関する調査結果をもとに開発された。品質の指標となるのは、非表示にされた頻度や、低品質として報告される頻度のほか、ページのプロフィールの完成度、その投稿のファンが他の高品質な投稿のファンであるかどうかなど。約1000以上の要素から品質を判定するという。
一部のユーザーを対象としたテストでは、ニュースフィードの上部に高品質と判定された投稿を表示することにより、いいね!や、コメント、シェア数など、その投稿での交流が増加したとのこと。
同社は8月6日にも、ニュースフィードのアルゴリズム変更を行っている。頻繁にニュースフィードを利用しないユーザーでも、古くなってしまった重要な投稿をニュースフィードの上部にて確認できるようになった。