米グーグルが18日(現地時間)、第2四半期(4~6月期)の決算を発表。売上高は141億1000万ドルで前年同期比19%増となったが、市場の予想は下回った。ロイターによるアナリスト予想平均の売上高は144億1000万ドルとしていた。
発表によれば、純利益は16%増の32億2800万ドル。主力のネット広告は堅調だったが、スマートフォンやタブレット端末の普及にともない、広告価格の安いモバイル広告が増加したため、広告単価は約6%下落した。同社のモバイル広告はネット広告全体の約23%を占め、業界シェアではダントツの約6割を占めているが、今後の割合の推移によっては、広告単価の下落が、同社のネット広告収益全体へどう影響を及ぼすかが注目される。
なお、同日には米マイクロソフトの4~6月期決算も発表され、売上高は198億9600万ドルだったが、こちらもアナリストの予想平均207億ドルを下回る結果となっている。